設置および接続方法
接続イメージ
以下が、接続イメージ図です。
Danger
市販のモバイルバッテリーを使用される際は、取り扱いにご注意ください。
故障や事故、火災の原因となります。
詳しくはご使用になるモバイルバッテリーの取り扱い説明書などをご参照ください。
Warning
接続するケーブルの極性や、誤配線に注意してください。故障や事故、火災の原因となります。
Warning
ポートカバーが付属している未使用ポートは、必ずポートカバーを装着してください。
故障や事故、火災の原因となります。
Warning
ケーブルを接続、取り外しする場合は必ずコネクタを持って行ってください。 ケーブルを引っ張ったりすると、ケーブルやコネクタが破損することがあります。
また、各種ケーブルを配線する際は、コネクタの先端を養生テープで保護するなど、引っかかることがないようにご注意ください。
故障や事故、火災の原因となります。
Info
安定動作のため、コントローラや液晶メータに使用するUSB電源は2A以上出力できるものを強くお勧めします。
コントローラの設置
Danger
安全にご使用いただくため、トップページの注意書きをよくお読みの上、正しく設置・取付してください。
Warning
故障や動作不良の原因となるため、水のかかる場所や、直射日光や熱風などが直接当たる場所、湿気やほこりの多い場所等には設置しないでください。
Warning
センサなどのコントローラに接続する周辺装置の接続がすべて完了するまでは、USB電源ケーブルを接続しないでください。
Note
コントローラのLANコネクタや、USBコネクタは、設定を行ったり、内部ソフトウェアのアップデート等で、設置後も使用することがあります。
そのため、これらのコネクタにアクセスしやすい場所を選んで取り付けてください。
コントローラを、付属の両面テープ等を用いて、車内の任意の場所に確実に設置してください。
コントローラへ各種周辺装置を接続
Warning
各種ケーブルを抜き差しする際は、通電していない状態であることを確認してください。
故障や事故、火災の原因となります。
各種周辺機器等の接続順
コントローラと各周辺機器を、以下の順番で接続してください。
コントローラと各種周辺機器の接続
- コントローラのUSBコネクタにUSBメモリを接続する
- コントローラのLANコネクタに、液晶メータのLANケーブル、または、PCを接続する
- コントローラの設定時は、PCを接続します
- コントローラのGPSコネクタに、GPS受信機の5ピンケーブルを接続する
- コントローラのパルスコネクタに、パルス接続ケーブルを接続する
- コントローラの専用カプラに、各種周辺機器を接続する
- 操作スイッチ
- レブランプ制御ユニット
- センサーアダプタ
- 液晶メータ
- レブランプ制御ユニットを接続している場合は、制御ユニットと、レブランプ本体を接続する
- センサーアダプタを接続している場合は、センサーアダプタと、各種センサを接続します。
- 温度センサ
- 油圧センサ
- ペダルストロークセンサ
各周辺機器の接続方法
コントローラ
コントローラに搭載されている各コネクタ・カプラの用途は以下の通りです。
コネクタ | 接続する装置 | 備考 |
---|---|---|
LANコネクタ | 液晶メータ PC |
液晶メータへの通信や、PCを用いた各種設定や、内部ソフトウェアのアップデートで使用します |
USBコネクタ | USBメモリ | USBメモリ以外は接続しないでください |
GPSコネクタ | GPS受信機 | 5ピン端子 |
専用カプラ | 液晶メータ レブランプ制御ユニット 操作スイッチ センサーアダプタ |
4ピン端子 (合計4端子。任意のカプラに接続してください) |
パルスコネクタ | ECUからの車速パルス, エンジン回転数パルス | 3ピン端子 |
パルス接続ケーブル
コントローラのパルスコネクタに、ケーブルのコネクタを接続してください。
また、以下の色のケーブルに、はんだ付けやエレクトロタップ等を用いて、ECUのパルス信号線に接続してください。
Warning
パルス信号は、ECUからのデジタルパルス信号にのみ対応しています。
ABS用などの車輪速センサー自体や、イグニッションコイルなどへの接続は絶対に行わないでください。
- 青色: エンジン回転数パルス
- 黄色: 車速パルス
- 黒色: アース
Note
パルスコネクタの各ピンの役割は、以下の通りです。
GPS受信機
GPS受信機を空の見える場所に取付け、ケーブルをコントローラのGPSコネクタに接続します。
Warning
- 防水には非対応のため、雨天時、屋外への設置は行えません。 室内のフロントガラスやリアガラス等に設置してお使いください。
Note
- 上面(アンテナ面)が必ず天空を向くように設置してください。
Note
- 車両に搭載されているガラスの種類によっては、GPS衛星の信号が減衰し、良好な測位が行えない場合があります。 後の走行ログデータの動作確認に記載した動作確認時に良好な結果が得られなかった場合は、リアガラスなどに設置場所を変更してください。
レブランプ
付属の両面テープ等を用いて、レブランプおよび、レブランプ制御ユニットを車内の任意の場所に確実に設置してください。
なお、故障や動作不良の原因となるため、水のかかる場所や、直射日光や熱風などが直接当たる場所、湿気やほこりの多い場所等には設置しないでください。
レブランプ制御ユニットのケーブルを以下のように接続します。
ケーブル | 接続先 | 備考 |
---|---|---|
3ピンケーブル | レブランプ本体 | コントローラのパルスコネクタには接続しないでください |
4ピンケーブル | コントローラ 専用カプラ |
操作スイッチ
操作スイッチのケーブルをコントローラの専用カプラに接続します。
ケーブル | 接続先 | 備考 |
---|---|---|
4ピンケーブル | コントローラ 専用カプラ |
センサーアダプタ
付属の両面テープ等を用いて、センサーアダプタを車内の任意の場所に確実に設置してください。
なお、故障や動作不良の原因となるため、水のかかる場所や、直射日光や熱風などが直接当たる場所、湿気やほこりの多い場所等には設置しないでください。
ケーブル | 接続先 | 備考 |
---|---|---|
4ピンケーブル | コントローラ 専用カプラ |
センサーアダプタには、各種センサを以下のように接続します。
Warning
製品の仕様変更により、製造番号によって各種センサを接続するコネクタの位置が異なります。
必ず製造番号をご確認うえ、各種センサの接続を行ってください。
【 製造番号:VA22000008 以前 】
番号 | 接続先 | 備考 |
---|---|---|
1 | 水温センサ | |
2 | 油温センサ | |
3 | 油圧センサ | |
4 | ブレーキペダルストロークセンサ | |
5 | アクセルペダルストロークセンサ | |
6 | 未使用 |
【 製造番号:VA22000009 以降 】
番号 | 接続先 | 備考 |
---|---|---|
1 | 未使用 | |
2 | アクセルペダルストロークセンサ | |
3 | ブレーキペダルストロークセンサ | |
4 | 油圧センサ | |
5 | 油温センサ | |
6 | 水温センサ |
温度センサ(水温センサ・油温センサ)
温度センサのケーブルを以下のように接続します。
ケーブル | 接続先 | 備考 |
---|---|---|
3ピンケーブル | センサーアダプタ | コントローラのパルスコネクタには接続しないでください |
温度センサーケーブル | 温度センサ |
油圧センサ
油圧センサのケーブルは、以下のように接続します。
ケーブル | 接続先 | 備考 |
---|---|---|
接続用ケーブル (3ピン端子) |
センサーアダプタ | コントローラのパルスコネクタには接続しないでください。 センサーアダプタ コネクタ3に接続します。 |
接続用ケーブル (油圧センサコネクタ) |
油圧センサ |
コントローラの電源について
コントローラへの電源供給は、コントローラのUSB電源ケーブルを用いて行います。
Warning
ご使用されるにあたり、走行ログの記録中は、コントローラの電源供給がOFFにならないようにしてください。 走行ログデータや、USBメモリのデータが破壊される可能性があります。
サーキット走行時のスピンによるエンストなど、コントローラの電源供給がOFFになる可能性がある場合は、モバイルバッテリーなどを用いてコントローラに電源供給されることを強くお勧めします。
Info
安定動作のため、使用するUSB電源は2A以上出力できるものを強くお勧めします。
電源ONについて
本製品には、電源投入スイッチはありません。 コントローラや、液晶メータのUSB電源ケーブルに電力が供給されると、電源がONになります。
コントローラと各種周辺機器の接続順完了後、以下の順にUSB電源ケーブルを接続して、電源を投入してください。
- 液晶メータのUSB電源ケーブルを電源に接続する
- コントローラのUSB電源ケーブルを電源に接続する
電源OFFについて
Warning
コントローラの電源供給をOFFにする際は、走行ログの記録が停止状態であることを確認してください。
走行ログデータや、USBメモリのデータが破壊される可能性があります。
本製品は、コントローラやUSB電源ケーブルを抜くことで、電源をOFFにすることができます。
ただし、走行ログ記録中は、USBメモリに情報が書き込まれている場合があるため、必ず走行ログ記録を停止してから、電源をOFFにしてください。
取り外し方法
取り外し
Warning
コントローラの電源供給をOFFにする際は、走行ログの記録が停止状態であることを確認してください。
走行ログデータや、USBメモリのデータが破壊される可能性があります。
コントローラおよび、液晶メータの電源をOFF後、「コントローラと各周辺機器の接続順」の「逆順」で取り外してください。