システムアップデートについて
本製品は、製品の機能追加や、改善を目的とする内蔵ソフトウェアのアップデート機能を搭載しています。
なお、アップデートは、以下の手順で行います。
1. USBメモリへのアップデートファイルの格納
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Tログ/TログⅡのUSBメモリ内に、最新のソフトウェアアップデートファイル(以下、アップデートファイル)を格納します。
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USBメモリ内へのアップデートファイルの格納は、Racing AnalyzerのUSBメモリメンテナンス機能を用いて行います。
Warning
最新のアップデートファイルは、インターネットから最新のソフトウェアを取得するため、インターネットに接続されている必要があります。
また、従量制などのインターネット接続環境の場合は、ご使用の環境のデータ容量などをご確認のうえ、操作を行ってください。
2. Tログ/TログⅡのアップデート
Tログの場合
- 上記1.で、USBメモリ内に格納されたアップデートファイルをTログに適用し、アップデートを行います。
- アップデートは、Tログ本体とPCをLANケーブルで接続し、Racing Analyzerを用いて行います。
TログⅡの場合
- 上記1.で、USBメモリ内に格納されたアップデートファイルをTログⅡに適用し、アップデートを行います。
- アップデートは、Tログ本体とPCをWi-Fi接続し、Racing Analyzerを用いて行います。
Tip
Tログ/TログⅡのシステムアップデートを行う場合は、Racing Analyzerのインストールが必要です。
1. USBメモリへのアップデートファイルの格納
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Tログ本体の電源をOFFにした後、USBメモリを取り外し、PCに接続します。
Tips
Tログ本体で使用しているUSBメモリをPCに接続してください。
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Rasing Analyzerを起動します。
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メインウィンドウのツールタブより、「USBメモリメンテナンス」ボタンをクリックします。
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「USBメモリメンテナンスウィンドウ」が表示されます。
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アップデートを行うUSBメモリを、ドロップダウンより選択します。
Warning
Tログ本体で使用しているUSBメモリ以外を選択しないように注意してください。
Tips
「再検索」ボタンをクリックすると、PCに接続されているUSBメモリを再度検索します。
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「コントローラ/液晶メータ アップデータ 更新」にチェックを入れます。
Note
チェックボックスをONにすると、インターネット上に公開されている、最新バージョンのバージョン情報が表示されます。
有効なアップデートがインターネット上に公開されていない場合、バージョン情報は表示されません。
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「実行」ボタンをクリックします。
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以下のメッセージが表示されるので、「はい」ボタンをクリックし、USBメモリ内にアップデートファイルを格納します。
Danger
USBメモリメンテナンス処理中は、PCからUSBメモリを絶対に取り外さないでください。
USBメモリが破壊される恐れがあります。
Danger
アップデートの内容は、Tログ/TログⅡのUSBメモリごとに固有です。
複数台のTログ/TログⅡをアップデートする場合は、アップデートを適用したUSBメモリを流用せず、Tログ本体に接続されているUSBメモリごとに、Racing AnalyzerのUSBメモリメンテナンス機能の「コントローラ/液晶メータ アップデータ 更新」を実行してください。
流用した場合、システムの不整合が発生し、正しく動作しなくなることがあります。
Note
USBメモリメンテナンス処理が完了すると、以下のメッセージが表示されます。
2. Tログ/TログⅡのアップデート
・ Tログの場合
アップデートは、Tログ本体とPCをLANケーブルで接続し、Racing Analyzerを用いて行います。
・ TログⅡの場合
アップデートは、Tログ本体とPCをWi-Fi接続し、Racing Analyzerを用いて行います。
Warning
システムアップデート処理が完了するまで、Tログ本体の電源を絶対にOFFにしないでください。
Tログ/TログⅡのソフトウェアが正しく動作しなくなることがあります。
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Racing AnalyzerのUSBメンテナンス機能で、「コントローラ/液晶メータ アップデータ 更新」を行ったUSBメモリを、Tログ本体に接続します。
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Tログ本体にGNSS受信機が接続されていることを確認します。
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・ Tログの場合
Tログ本体とPCをLANケーブルで接続し、Tログ本体の電源をONにして、起動します。
・ TログⅡの場合
Tログ本体の電源をONにし、起動が完了したら、Tログ本体の青色ボタンを長押しして、Wi-Fiアクセスポイント機能を有効にします。
Tログ本体とPCをWi-Fi接続してください。Note
TログⅡのTログ本体とPCのWi-Fi接続方法については、Racing Analyzer 取扱説明書の「Tログ/TログⅡ設定 - Tログ/TログⅡ設定」を参照してください。
Warning
システムアップデート処理を実施する際は、Tログ本体にGNSS受信機とUSBメモリを接続し、Tログ本体の起動完了後、Tログ/TログⅡが正常動作状態であることを確認してから実施してください。
正常にアップデートが完了しない場合があります。
また、Tログ本体の測位状態表示LED(青色)が点灯している状態かご確認ください。
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Rasing Analyzerを起動します。
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Racing Analyzerのメインウィンドウのツールタブより、「コントローラ設定」ボタンをクリックします。
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「コントローラ状態ウィンドウ」が表示されます。
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「コントローラ」タブを開き、「システムアップデート」ボタンをクリックします。
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以下のメッセージが表示されるので、「はい」ボタンをクリックして、アップデートを開始します。
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以下のメッセージが表示されたら、「OK」ボタンをクリックし、アップデートが完了するまで、3分程度お待ちください。
アップデート中は、Tログ/TログⅡが自動的に再起動します。
Note
アップデートが開始されると、画面下部に、以下のメッセージが表示されます。
Warning
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システムアップデート処理が完了するまで、Tログ本体の電源を絶対にOFFにしないでください。
Tログ/TログⅡのソフトウェアが、正しく動作しなくなることがあります。
また、Tログ本体とPCの接続が切断されないようにご注意ください。 - システムアップデートが開始すると、Tログ本体の電源状態LED(緑色)以外のLEDが消灯します。
- システムアップデートが完了すると、Tログ本体のLEDが再度点灯します。
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システムアップデート処理が完了するまで、Tログ本体の電源を絶対にOFFにしないでください。
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アップデート完了後、「コントローラ状態ウィンドウ」を閉じて、再度開きます。
Note
システムアップデートの再起動の際に、Wi-Fiアクセスポイント機能は無効になります。
そのため、TログⅡをお使いの場合は、再度、Tログ本体の青色ボタンを長押しして、Wi-Fiアクセスポイント機能を有効にした後、PCとWi-Fi接続し、「コントローラ状態ウィンドウ」を開いてください。
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Tログ/TログⅡのソフトウェアバージョンが最新化されているか確認してください。