USBメモリメンテナンス
USBメモリメンテナンスでは、Tログ本体で使用しているUSBメモリの各種メンテナンスを行うことができます。
USBメモリメンテナンス画面の表示方法
Tips
USBメモリメンテナンスを行う場合は、Tログ本体で使用しているUSBメモリをPCに接続してください。
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Tログ本体の電源をOFFにした後、USBメモリを取り外し、PCに接続します。
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Racing Analyzerを起動します。
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メインウィンドウのツールタブより、「USBメモリメンテナンス」ボタンをクリックします。
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「USBメモリメンテナンスウィンドウ」が表示されます。
USBメモリの選択
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メンテナンスを行うUSBメモリを、ドロップダウンより選択します。
Warning
Tログ本体で使用しているUSBメモリ以外を選択しないように注意してください。
Tips
「再検索」ボタンをクリックすると、PCに接続されているUSBメモリを再度検索します。
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USBメモリが選択されると、USBメモリの情報が表示されます。
Note
アップデータバージョン:現在USBメモリに格納されているアップデータのバージョンが表示されます。
メンテナンス処理の選択
選択したUSBメモリに行うメンテナンス処理を選択します。
USBメモリフォーマット(初期化)
Tログ本体で使用するUSBメモリを初期化します。
Tログ/TログⅡが異常な動作をする場合や、データの初期化を行う際に選択してください。
Danger
USBメモリフォーマット(初期化)を実行すると、Wi-Fiアクセスポイント情報(SSID、ネットワークキー)、走行ログデータなどが初期化されます。
USBメモリフォーマット(初期化)の実行後、再度、Wi-Fiアクセスポイント情報の設定を行ってください。
Info
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SSID(アクセスポイント名)およびネットワークキー(パスワード)の初期設定値は、Tログ/TログⅡをご購入いただいた際に同封されている用紙に記載しておりますので、ご確認ください。
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USBメモリフォーマット(初期化)を実行すると、初期設定値がクリアされるため、用紙に記載された初期設定値は無効となります。
Note
- クイックフォーマットが標準的な初期化処理です。
- クイックフォーマットが正しく完了しない場合や、クイックフォーマット後のUSBメモリでTログ/TログⅡが正しく動作しない場合は、通常のフォーマットを実施してください。
メンテナンス
走行ログデータ 全削除
- USBメモリ内に記録されている走行ログデータをすべて削除します。
Danger
走行ログデータ全削除を行うと、USBメモリ内に記録されている走行ログデータがすべて削除されます。
必要な走行ログデータは、あらかじめバックアップを取得してください。
ラップ計測用データ 更新
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Racing Analyzerで作成したタイム計測ライン情報(スタートライン・フィニッシュライン・セクタライン)を、USBメモリに格納します。
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格納された情報は、Tログ/TログⅡのラップタイムの計測で使用することができます。
アップデート
コントローラ/液晶メータ アップデータ 更新
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Tログ/TログⅡのソフトウェアアップデート用のファイルを作成します。
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Tログ/TログⅡのソフトウェアをアップデートする際は、本処理を行ったUSBメモリをTログ本体に接続し、アップデートを行ってください。
Danger
アップデートの内容は、Tログ/TログⅡのUSBメモリごとに固有です。
複数台のTログ/TログⅡをアップデートする場合は、アップデートを適用したUSBメモリを流用せず、Tログ本体に接続されているUSBメモリごとに、「コントローラ/液晶メータ アップデータ 更新」を実行してください。
流用した場合、システムの不整合が発生し、正しく動作しなくなることがあります。
Warning
最新のアップデートファイルは、インターネットから最新のソフトウェアを取得するため、インターネットに接続されている必要があります。
また、従量制などのインターネット接続環境の場合は、ご使用の環境のデータ容量などをご確認のうえ、操作を行ってください。
Note
チェックボックスをONにすると、インターネット上に公開されている、最新バージョンのバージョン情報が表示されます。
有効なアップデートがインターネット上に公開されていない場合、バージョン情報は表示されません。
実行
必要なメンテナンス処理を選択し、「実行」ボタンをクリックすると、USBメモリのメンテナンスが開始されます。
USBメモリのメンテナンス処理中は、PCからUSBメモリを絶対に取り外さないでください。
Danger
USBメモリメンテナンス処理中は、PCからUSBメモリを絶対に取り外さないでください。
USBメモリが破壊される恐れがあります。