Tログ/TログⅡ設定
Tログ/TログⅡ設定画面の表示方法
Warning
本設定画面にて、Tログ/TログⅡの設定および操作を行う際は、Tログ本体にGNSS受信機とUSBメモリを接続し、Tログ本体の起動完了後、Tログ/TログⅡが正常動作状態であることを確認してから実施してください。
正常に設定および操作ができない場合があります。
また、Tログ本体の測位状態表示LED(青色)が点灯している状態かご確認ください。
1. PCとTログ本体を接続して、Racing Analyzerを起動する
・ Tログの場合 (PCとTログ本体をLANケーブルで接続)
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Tログ本体にGNSS受信機とUSBメモリが接続されていることを確認します。
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PCとTログ本体をLANケーブルで接続し、Tログ本体の電源をONにします。
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Tログ本体の起動が完了したら、Racing Analyzerを起動します。
・ TログⅡの場合 (PCとTログ本体をWi-Fi接続)
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Tログ本体にGNSS受信機とUSBメモリが接続されていることを確認して、Tログ本体の電源をONにします。
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Tログ本体の起動が完了したら、Tログ本体の青色ボタンを、赤・青・黄色のLEDが点滅するまで長押しして、Wi-Fiアクセスポイント機能を有効にします。
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PCのWi-Fi設定画面より、Tログ本体のSSID(アクセスポイント名)に接続し、ネットワークキー(パスワード)を入力します。
Info
SSID(アクセスポイント名)およびネットワークキー(パスワード)の初期設定値は、TログⅡをご購入いただいた際に同封されている用紙に記載しておりますので、ご確認ください。
Tips
PCとWi-Fi接続した際に、「インターネットなし」と表示されることがありますが、正常にTログ本体と接続されています。
これは、Tログ本体とお使いのPCで閉域ネットワークを構築しており、このネットワークがインターネットに接続されていないため、「インターネットなし」と表示されます。
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PCとWi-Fi接続できたら、Racing Analyzerを起動します。
2. Tログ/TログⅡ設定画面を表示する
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Racing Analyzerのメインウィンドウのツールタブより、「コントローラ設定」ボタンをクリックします。
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Tログ/TログⅡの設定および状態の確認ができる「コントローラ状態ウィンドウ」が表示されます。
Tips
正しく接続された場合は、画面下部に「コントローラに接続されました」とメッセージが表示されます。
接続に失敗した場合は、以下のエラーメッセージが表示されます。
ロガー
ロガータブでは、走行ログの記録開始および停止の操作を行うことができます。
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「ロギング開始」ボタン:走行ログの記録を開始します。
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「ロギング停止」ボタン:走行ログの記録を停止します。
Warning
正しく走行ログが記録できない場合、画面下部にエラーメッセージが表示されます。
Warning
ラップタイムの計測情報をスマートフォンと連携する場合、走行ログの記録開始および停止の操作は、ロガータブの「ロギング開始」および「ロギング停止」ボタンではなく、スマートフォン連携画面の「START」および「STOP」ボタンより行ってください。
スマートフォン連携の詳細については、Tログ/TログⅡ 取扱説明書の「使用方法 - スマートフォン連携の使用方法」を参照してください。
GPS受信機
GPS受信機タブでは、GPSから受信した測位情報(日時、緯度、経度、速度)をリアルタイムに表示します。
Note
Tログ本体にGNSS受信機が接続されていない場合や、GPS衛星を捕捉できない場合は、以下のように表示されます。
GNSS受信機がきちんと接続されているか、GNSS受信機の取付場所が適切か確認してください。
コントローラ
コントローラタブでは、Tログ/TログⅡの動作状態を表示します。
また、Tログ本体の再起動やシステムアップデートを行うことができます。
再起動について
Tログ/TログⅡが異常な動作をする場合などは、以下の手順で、Tログ本体の再起動を行ってください。
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「再起動」ボタンをクリックします。
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以下のメッセージが表示されるので、「はい」ボタンをクリックし、再起動を実行します。
Note
再起動を実行すると、画面下部に、以下のメッセージが表示されます。
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再起動が完了するまで、2分程度お待ちください。
Warning
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再起動が完了するまで、Tログ本体の電源を絶対にOFFにしないでください。
また、PCとTログ本体の接続が切断されないようにご注意ください。 -
再起動が開始すると、Tログ本体の電源状態LED(緑色)以外のLEDが消灯します。
- 再起動が完了すると、Tログ本体のLEDが再度点灯します。
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Tログ本体の再起動後、「コントローラ状態ウィンドウ」を閉じて、再度開きます。
Note
再起動の際に、Wi-Fiアクセスポイント機能は無効になります。
そのため、TログⅡをお使いの場合は、再度、Tログ本体の青色ボタンを長押しして、Wi-Fiアクセスポイント機能を有効にした後、PCとWi-Fi接続し、「コントローラ状態ウィンドウ」を開いてください。
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画面下部に、以下のメッセージが表示されていると、再起動は完了です。
システムアップデートについて
USBメモリメンテナンスの「コントローラ/液晶メータ アップデータ 更新」を行った場合、Tログ/TログⅡのシステムアップデートを行うことができます。
Wi-Fi
Wi-Fiタブでは、Wi-Fiアクセスポイント機能の設定を行うことができます。
Tログ本体とお手持ちのPCやスマートフォンで、Wi-Fi接続を使用した連携機能を利用する場合は、Wi-Fiアクセスポイント情報(SSID、ネットワークキー)を設定してください。
アクセスポイント機能
現在設定されているSSID(アクセスポイント名)の確認および、アクセスポイント機能のON/OFFの設定を行うことができます。
Note
アクセスポイント機能のON/OFFの設定値は、Tログ本体に記憶されません。
そのため、Tログ本体の起動時は、毎回、Wi-Fiアクセスポイント機能が無効状態になっています。
Wi-Fiアクセスポイント機能を使用する場合は、Tログ本体の起動後に、Wi-Fiアクセスポイント機能を有効化してください。
Warning
TログⅡをご使用の場合は、Racing AnalyzerとWi-Fiで接続しているため、「ON」ボタンを使用して、Wi-Fiアクセスポイント機能を有効にすることはできません。
「OFF」ボタンを使用して、Racing AnalyzerとのWi-Fi接続を切断することはできますが、再度、Wi-Fi接続を行う場合は、Tログ本体の青色ボタンを長押しして、Wi-Fiアクセスポイント機能を有効化してください。
無線LAN(Wi-Fi)設定
Wi-Fi接続の際に使用するSSID(アクセスポイント名)および、ネットワークキー(パスワード)を設定することができます。
Info
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SSID(アクセスポイント名)およびネットワークキー(パスワード)の初期設定値は、Tログ/TログⅡをご購入いただいた際に同封されている用紙に記載しておりますので、ご確認ください。
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以下の手順で、SSID(アクセスポイント名)およびネットワークキー(パスワード)を変更すると、用紙に記載された初期設定値は無効となります。
また、USBメモリメンテナンスにて、USBメモリフォーマット(初期化)を行った場合も初期設定値がクリアされるため、用紙に記載された初期設定値は無効となります。
SSIDおよびネットワークキーの設定方法
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無線LAN(Wi-Fi)設定の入力欄に、設定するSSID(アクセスポイント名)およびネットワークキー(パスワード)を入力します。
Info
- SSID(アクセスポイント名)は、他の無線LANとの混信を避けるため、ユニークかつ、自分で判別しやすい名称を設定してください。
- ネットワークキー(パスワード)は、他人に推測されにくい情報を設定してください。
- ネットワークキー(パスワード)は、半角英数字で、8文字以上の文字列で設定してください。
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「設定」ボタンをクリックします。
Note
設定が完了すると、以下のメッセージが表示されます。
Note
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設定したSSID(アクセスポイント名)およびネットワークキー(パスワード)は、次回、Tログ本体を起動した際に有効となります。
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本設定は、Tログ本体に記憶されます。
設定後、Wi-Fiアクセスポイント機能を有効化した際に、記憶された設定が自動的に適用されます。
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設定が完了したら、Racing Analyzerを終了し、Tログ本体の電源をOFFにします。
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Tログ本体の電源を再度ONにします。
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Tログ本体が起動したら、設定したSSID(アクセスポイント名)およびネットワークキー(パスワード)で、Wi-Fi接続できるか確認してください。