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USBメモリメンテナンス

USBメモリメンテナンスでは、コントローラで使用しているUSBメモリの各種メンテナンスを行うことができます。

USBメモリメンテナンス画面の表示方法

  1. コントローラの電源をOFFにした後、USBメモリを取り外し、PCに接続します。

  2. Racing Analyzerを起動します。

  3. メインウィンドウのツールタブより、「USBメモリメンテナンス」ボタンをクリックします。

  4. USBメモリメンテナンスウィンドウが表示されます。

Tips

本機能を使用する際は、コントローラのUSBメモリをPCに接続してください。

USBメモリの選択

  1. メンテナンスを行うUSBメモリを、ドロップダウンより選択します。

    Warning

    コントローラで使用しているUSBメモリ以外を選択しないように注意してください。

    Tips

    「再検索」ボタンをクリックすると、PCに接続されているUSBメモリを再度検索します。

  2. USBメモリが選択されると、USBメモリの情報が表示されます。

    Note

    アップデータバージョン: 現在USBメモリに格納されているアップデータのバージョンが表示されます。

メンテナンス処理の選択

選択したUSBメモリに行うメンテナンス処理を選択します。

USBメモリフォーマット(初期化)

コントローラで使用するUSBメモリを初期化します。

コントローラが異常な動作をする場合や、データの初期化を行う際に選択してください。

Danger

USBメモリフォーマット(初期化)を実行すると、コントローラの設定値、走行ログデータなどあらゆる内容が初期化されます。

USBメモリフォーマット(初期化)後、再度コントローラの設定(パルス信号の設定など)を実行してください。

Note

  • クイックフォーマットが標準的な初期化処理です。

  • クイックフォーマットが正しく完了しない場合や、クイックフォーマット後のUSBメモリでコントローラが正しく動作しない場合は、通常のフォーマットを実施してください。

メンテナンス

走行ログデータ全削除

  • USBメモリ内に記録されている走行ログデータをすべて削除します。

Danger

走行ログデータ全削除を行うと、USBメモリ内の走行ログデータがすべて削除されます。

必要な走行ログデータは、あらかじめバックアップを取得してください。

ラップ計測用データ更新

  • Racing Analyzerで作成したタイム計測ライン情報(スタートライン・フィニッシュライン・セクタライン)を、USBメモリに格納します。

  • 格納された情報は、コントローラのラップタイム計測で使用することができます。

Note

詳細については、Vehicle Embedded Device Box 取扱説明書の「使用方法 - 液晶メータラップタイム計測の使用方法」や「使用方法 - スマートフォン連携の使用方法」を参照してください。

Vehicle Embedded Device Box 取扱説明書

アップデート

コントローラ/液晶メータアップデータ 更新

  • コントローラおよび液晶メータのソフトウェアアップデート用のファイルを作成します。

  • コントローラおよび液晶メータをアップデートする際は、本処理を行ったUSBメモリをコントローラに接続し、ソフトウェアアップデートを行ってください。

Danger

アップデートの内容は、コントローラのUSBメモリごとに固有です。

複数台のコントローラをアップデートする場合は、アップデートを適用したUSBメモリを流用せず、コントローラに挿入されているUSBメモリごとに、「コントローラ/液晶メータアップデータ 更新」を実行してください。

流用した場合、システムの不整合が発生し、正しく動作しなくなることがあります。

Warning

最新のアップデートファイルは、インターネットから最新のソフトウェアを取得するため、インターネットに接続されている必要があります。

また、従量制などのインターネット接続環境の場合は、ご使用の環境のデータ容量などをご確認のうえ、操作を行ってください。

Note

詳細については、Vehicle Embedded Device Box 取扱説明書の「使用方法 - システムアップデートについて」を参照してください。

Vehicle Embedded Device Box 取扱説明書

Note

チェックボックスをONにすると、インターネット上に公開されている、最新バージョンのバージョン情報が表示されます。

有効なアップデートがインターネット上に公開されていない場合、バージョン情報は表示されません。

実行

必要なメンテナンス処理を選択し、「実行」ボタンをクリックすると、USBメモリのメンテナンスが開始されます。

USBメモリのメンテナンス中は、PCからUSBメモリを絶対に取り外さないでください。

Danger

メンテナンス処理中は、PCからUSBメモリを絶対に取り外さないでください。

USBメモリが破壊される恐れがあります。