グラフビュー
グラフビューでは、取得した走行ログデータをもとに各種グラフを描画します。
Note
以下のグラフは、取得したデータより計算によって求めた値のため、参考値としてご活用ください。
- 加減速G
- 回転半径(R)
- 横方向G
グラフビューの表示方法
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走行ログデータを読み込みます。
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表示するデータにチェックを入れて、選択します。
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「グラフビュー」ボタンをクリックし、表示するグラフの種類を選択すると、グラフビューが表示されます。
Note
表示するデータを選択する際に、チェックボックス横のボックスをクリックすると、グラフビューで表示するグラフの表示色を選択することができます。
グラフビュータブ
初期表示(全体表示)
グラフを拡大中や、移動中の場合、初期表示に戻します。
凡例表示
グラフに表示されている走行ログデータの詳細(表示色・名称など)を表示します。
セクタ通過強調表示
チェックを入れると、グラフに表示されている走行ログデータ上に、セクタラインを通過したポイントを強調表示します。
操作モード
操作モードボタンより、各種操作を切り替えることができます。
・スクロール
マウスでグラフ上を移動できます。
また、グラフ上でマウスホイールの回転をさせると、現在のマウスカーソルの位置を拡大縮小します。
・詳細
走行ログデータをドラッグしながら選択すると、選択中のデータに紐づく関連データを表示します。
Note
表示される内容は、走行ログデータの内容によって異なります。
他の解析ウィンドウに同期するデータが存在する場合は、連動した強調表示を行います。
グラフウィンドウの画面下部には、選択した時点のX軸(縦軸)およびY軸(横軸)の数値が表示されます。
詳細データ
「詳細表示ビュー」ボタンより、グラフ上で選択した時点の走行ログデータの詳細を確認することができます。
使用方法
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「詳細表示ビュー」ボタンをクリックします。
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グラフウィンドウの右横に「データ詳細表示ウィンドウ」が表示されます。
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「詳細」ボタンをクリックした状態で、グラフ上を選択すると、選択した時点での走行ログデータの詳細が一覧で表示されます。
グラフの移動
グラフの移動ボタンより、指定した位置にグラフを移動することができます。
・この上に移動
本ボタンをクリックしたグラフウィンドウの上に、指定したグラフを移動します。
・この下に移動
本ボタンをクリックしたグラフウィンドウの下に、指定したグラフを移動します。
横軸を揃える
横軸を揃えるボタンより、すべてのグラフもしくは指定したグラフの横軸を揃えることができます。
・すべてのグラフ
表示しているすべてのグラフの横軸を、本ボタンをクリックしたグラフの横軸に合わせます。
【すべてのグラフの横軸を、紫色のグラフの横軸に合わせた場合】
ボタン押下前 | ボタン押下後 |
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・指定のグラフ
指定したグラフの横軸を、本ボタンをクリックしたグラフの横軸に合わせます。
【青色のグラフの横軸のみを、紫色のグラフの横軸に合わせた場合】
ボタン押下前 | ボタン押下後 |
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グラフ追加
「グラフ選択」ボタンより指定したグラフを、すでに表示しているグラフの下に追加表示することができます。
横軸(時間または距離)が、同じ尺度で表示されるため、複数のデータの比較が容易になります。
グラフ操作タブ
グラフ操作タブでは、グラフ上で選択した時点の走行ログデータの詳細を確認することができます。
詳細表示ビュー
「詳細表示ビュー」ボタンをクリックすると、グラフウィンドウの右横に「データ詳細表示ウィンドウ」が表示されます。
後述のグラフ操作ボタンで選択した時点の走行ログデータの詳細が表示されます。
データ選択
「データ詳細表示ウィンドウ」で表示する走行ログデータを、ドロップダウンより選択することができます。
グラフ操作
以下のグラフ操作ボタンより、走行ログデータの詳細表示位置を操作することができます。
ボタン | 内容 |
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走行ログデータを4秒戻します。 | |
走行ログデータを2秒戻します。 | |
走行ログデータを200ミリ秒戻します。 | |
走行ログデータを200ミリ秒進めます。 | |
走行ログデータを2秒進めます。 | |
走行ログデータを4秒進めます。 |
グラフ操作ボタンを操作すると、選択した時点の走行ログデータの詳細がグラフ上に表示されます。
また、グラフウィンドウの画面下部には、選択した時点のX軸(縦軸)およびY軸(横軸)の数値が表示されます。
複数の走行ログデータを表示している場合は、データ選択で指定している走行ログデータのY軸(横軸)を基準として、その他の走行ログデータの位置が表示されます。
カッコ内は、データ選択で指定している走行ログデータとの差を示しています。
なお、「データ詳細表示ウィンドウ」が表示されている場合は、選択した時点の走行ログデータの詳細が表示されます。
詳細表示キャンセル
「詳細表示キャンセル」ボタンより、走行ログデータの詳細表示を解除します。
横軸オフセットタブ
グラフに表示されている各セクタ位置および、任意の位置に合わせたオフセット表示を行うことができます。
Info
走行ログを比較する際、タイム差が広がるにつれ比較しづらくなる場合があります。
横軸オフセット機能を使用することで、セクタ通過時点を基準としたグラフを表示することができるため、比較しやすくなります。
セクタ位置 オフセット
セクタ位置をドロップダウンより選択することで、選択したセクタ位置に合わせたオフセット表示を行うことができます。
以下の例の場合、第2セクタをドロップダウンから選択することで、グラフ内のデータを、3個目「◆」マーク位置に合わせることができます。
Note
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「◆」マークを表示するには、「セクタ通過強調表示」機能を使用します。
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1つめの「◆」マークはスタートラインを示します。そのため、第2セクタを選択した場合は、3個目の「◆」位置に合わせて表示します。
マニュアル オフセット
データをドロップダウンより選択し、オフセット位置を設定することで、任意の位置にオフセット表示を行うことができます。
オフセットキャンセル
ボタンをクリックすると、オフセット表示前の初期表示状態に設定することができます。