動作確認
実際にサーキットで使用する前に、以下の手順で、正しく走行ログが記録・読み込みできるかご確認ください。
1. 走行ログを記録する
一般道などを走行して、走行ログを記録し、サンプルデータを取得します。
このとき、20km/h以上の速度で、5分以上走行してください。
Note
走行ログの記録方法については、各装置の取扱説明書を参照してください。
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Vehicle Embedded Device Boxの場合は、取扱説明書の「使用方法 - 走行ログの記録」を参照してください。
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Tログ/TログⅡの場合は、取扱説明書の「使用方法 - Tログ本体の使用方法」を参照してください。
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Tログ[プチ]の場合は、取扱説明書の「使用方法 - ロガー本体[プチ]の使用方法」を参照してください。
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Tログ[Lite]の場合は、取扱説明書の「使用方法 - Tログ[Lite]の使用方法」を参照してください。
Note
- MediaTek社製GPSチップを搭載したGPSロガー(747Proなど)をお使いの場合は、事前にGPSロガーの初期化が必要です。
- 初期化の方法については、GPSロガーの初期化を参照してください。
2. 記録したサンプルデータを読み込む
Note
走行ログデータの読み込みについては、走行ログデータの読み込みを参照してください。
3.データビューでサンプルデータを確認する
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走行ログデータを読み込んだ状態で、「データビュー」ボタンをクリックし、記録されているデータを表示します。
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「発生元」に各種センサからの入力値が表示されます。 コントローラに接続されているセンサの情報が表示されているか、異常な値が記録されていないかなどを確認します。
4.トラックビューでサンプルデータを確認する
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データビューで任意のデータ範囲を選択し、右クリックメニューから、「トラックビューで表示」を選択します。
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GPS受信機が取得した軌跡データに、乱れや途切れがないかなどを確認します。
Note
- 開始データを選択後、キーボードのShiftキーを押しながら終了データを選択すると、開始データと終了データ間の複数選択ができます。
- キーボードのCtrlキーを押しながらデータを選択すると、データの複数選択ができます。
- 大量のデータを選択して、トラックビューを表示すると、データ量が多いために処理に時間を要します。要所要所のデータを選択されることをお勧めします。
- 軌跡データに乱れや途切れが発生している場合は、ノイズの影響が考えられます。GPS受信機の設置場所の見直しなどを検討してください。